企業の広告とは、『夢』を売るものであるべきだ

 



企業の広告とは、『夢』を売るものであるべきだ


企業は広告の採用を決める前に、次のように自問すべきだ。


「同じ金額をより良い製品づくりやサービスの向上、ブランド経験の強化に振り向けたとき以上に、広告によって満足した顧客を生み出すことが出来るだろうか?」と。


広告の目的は、製品についての事実を伝えることではなく、「ソリューション」や「夢」を売ることである。すなわち、「顧客の願望」に向けて発し、その結果「売上に結びつく」のが最高の広告なのである。



「我々は工場で口紅を作り、広告で夢を売っている」


化粧品メーカー、レブロンの創業者であるチャールズ・レブロンのこの言葉を是非胸に刻んで頂きたい。



しかし、単に夢の実現を唱えても、消費者の信用は得られず、そう簡単に購買には繋がらない。そうなると、広告は資金の無駄遣いになってしまう。


チャールズ・レブロンの言葉は、この事を踏まえたものである。企業は高額な広告キャンペーンに資金をつぎ込むよりも、まずは、どこにも負けない優れた製品を作るために、今以上の資金と時間を投じるべきなのだ。何故なら、最も効果的な広告は、「満足した顧客」によってなされるからだ。「満足した顧客」のクチコミ程、優れた広告は存在しないのである。


満足した顧客は、広告など行わなくても再びその商品を購入してくれる。そして企業に代わって広告活動を行なってくれるのである。





#コトラー #マーケティング #ブランド経験 #サービスの向上 #レブロン #企業広告 #消費者の信用 #キンドル #成功の極意 #おすすめの本 #読書



💕💕著書『かっこ良い社長の成功の極意』💕💕


https://www.amazon.co.jp/gp/product/B0CF887FMR/ref=dbs_a_def_awm_bibl_vppi_i2


Comments

  1. マーケティングの真髄ですね。非常に参考になりますね。私も小さな事業をしている身ですので、資金の振り分け方やその効率性には、とても敏感にならなければならないと常に感じております。

    ReplyDelete
  2. ブランディングの基本的な要素ですが、簡単ではないですね。私も、頭では理解していても、中々実践となると出来ていないという場面が多いです。お金では変えない価値がある、という事をお客様に訴え続け、それを受け入れてもらうのは容易ではないですね。

    ReplyDelete
  3. マーケティングの基本的な概念、勉強になりますね。

    ReplyDelete
  4. 非常に実践的な思考法で、参考になります。日本国内はもちろん、海外でのマネジメント経験が豊富な方のブログだなと、という感想を持ちました。「世界一のレストランの成功の極意」もアマゾンで購入させて頂きました。良かったです。

    ReplyDelete
  5. I admire the Japanese management style and ideas.

    ReplyDelete
  6. Always think of long term management. Result does not come out in a day. Patience is the key to success.

    ReplyDelete

Post a Comment

Popular posts from this blog

資産家の一億円の使い道

海外で成功するのは、朱に交わっても赤くならない人間

The dish is not completed in the kitchen, it is completed on customer’s table