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「ビッグマック指数」とは?

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  「ビッグマック指数」とは?    ビッグマック指数とは、世界各国で販売されているビッグマックの価格をもとに、それぞれの為替レートや物価水準を割り出す一つの指標である。イギリスの経済誌が1986年頃から毎年発表している経済指標である。これは世界中のマクドナルドで同一メニューとして売られているビッグマックの販売価格を参照して、その時点での各国の為替レートや物価水準を分析しようとする取り組みである。  この分析手法は、為替レートは基本的には二国間の通貨の購買力によって決定されるという「絶対的購買力平価」という理論をベースにしたものである。この「絶対的購買力平価」とは、スウェーデンの経済学者グスタフ・カッセル氏によって提唱された理論で、「一物一価の法則」を前提としている。一物一価の法則とは、「その時点における同一の商品・サービスは、一つの価格になる」という法則である。一物一価の法則が成り立つ場合は、つまり「同一のものはどこで買っても同じ価格である」という状況になると言う事である。  但しこの理論では、輸出入が完全に自由で関税・輸送費・手数料が全くない世界を想定しているので、その点を考慮した分析が必要になる。また商品やサービスの価格はその国々での文化・国民性・宗教上の理由等により、その品目により全く異なる点も考慮しなくてはならない。従って絶対的購買力平価は厳密には決まらないのである。  しかし、「ビッグマック」という商品は世界中の人間の知名度が高く分かり易い対象である。また多くの加工製品・農産物・畜産物・人件費・物流費・サービス費等々、非常に幅広いコストを含んでいる事から、「ビッグマックの価格」は絶対的購買力平価の指標の一つとして長年経済界では重宝されているのである。 

「マズローの五段階欲求」とは?

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  「マズローの五段階欲求」とは?        マズローの五段階欲求とは、アメリカの心理学者アブラハム・マズロー氏が「人間は自己実現に向かって絶えず成長する生き物である」と仮定し、人間の欲求を五段階に理論化したものである。人間には五段階の欲求があり、一つの欲求が満たされると次のステップの欲求を満たそうとする、基本的な心理行動を表しているものである。マズローは、1908年にアメリカのニューヨークで生まれたユダヤ系移民の心理学者であり、人間心理学の生みの親と言われている人物である。マズローは人間の欲求は下から「生理的欲求」「安全欲求」「社会的欲求」「尊厳欲求」「自己実現欲求」の五つの階層に分かれているとした。そしてこれらの階層はピラミッド状になっており、人間は低い階層の欲求が満たされると次の段階・一つ上の階層の欲求を求めるようになるという理論である。  「マズローの五段階欲求」 第一段階 「生理的欲求」  ←  第二段階 「安全欲求」  ←  第三段階 「社会的欲求」  ←  第四段階 「尊厳欲求」  ←  第五段階 「自己実現欲求」  第一段階 「生理的欲求」    「生理的欲求」とは、マズローの五段階欲求説の中でピラミッドの最下層の第一段階の欲求である。これは生きて行く為に最低限必要な、基本的・本能的な欲求である。食欲・排泄欲・睡眠欲等の基本的な欲求で、これらが満たされないと生命の維持が困難であるというレベルである。ただ単純に今日という一日を生き抜きたい、生命を維持したいという欲求でもある。マズローは、人間がより高いレベルの内的満足を追求する為には、先ずは生理的欲求を満たさなければならないとしている。  動物の場合は、生命の維持に必要なこの基本的な欲求が満たされると満足する種類がほとんどである。しかし人間の場合は、生命の維持に必要なこの階層に欲求が留まる事は一般的ではない。従ってこの生理的欲求が安定的に満たされる環境が得られた人間には、一つ上の階層の安全欲求が心に芽生えるようになる。  第二段階 「安全欲求」    「安全欲求」とは安心・安全な暮らしへの欲求で...

『スターバックス民度指数』

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『スターバックス民度指数』とは?   私は以前、とある発展途上国の現地の人間に、スターバックスでの飲食の際に何故片さないのかと、質問をした事がある。その時の彼らの答えは、  「掃除をする人間の仕事を取ってしまうじゃないか」  「我々は客としてお金を払って飲食をしているのだから、何でそこの従業員と同じような仕事をしなきゃいけないんだ?」  というものであった。冗談やユーモアで言っているのではなく、心の底からそう思っているのである。    我々先進国の人間が、スターバックスで飲食をした後に、使用したカップやお皿を綺麗に片しテーブルや椅子を元通りにして席を立つのは、次に飲食をする人間の為である。  また、スターバックスで働いている人間の仕事を軽減する事により、さらに細かい清掃やサービスの充実に充てて頂く為である。さらには一人でも多くの人間がこのような心掛けを持てれば、自分自身が今後スターバックスを利用する際に、空席は常に綺麗であるのでいつも気持ち良い思いが出来るようにする為でもある。他人を思う気持ちが廻り回って自分に返ってくると言う事を、先進国の人間は身をもって経験しているので、自然とそのような行為が出来るのである。  先進国の人間が後進国に行ったら、思想や行動まで全てその国に合わせてしまう行為は、「郷に入っては郷に従え」という言葉を履き違えているだけなのである。もちろん合わせるべきモノは合わせるが、心まで捨ててしまってはいけない。  このような経験から、私はマズローの五段階欲求という思想を、ただの哲学書に記載してある文面だけではなく、この思想の本質を理解するに至り、その後の人間の心理の分析に非常に大きな影響を与えられる事になった。    私個人的にはこの分析手法を、経済界でよく言われる「ビッグマック指数」に掛けて『スターバックス民度指数』と呼んでいる。 

海外で成功するのは、朱に交わっても赤くならない人間

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私は海外に行くと、必ず現地のスターバックスに行くようにしている。美味しい珈琲が飲みたいとか、現地の食事が口に合わないから等の理由ではない。来店客を観察していると、その国々での文化や民度が感じ取れて面白いからだ。また当然、観光客も多く訪れる場所なので、彼らが異国の地でどのような立ち振る舞いをしているのかも見る事が出来て、非常に興味深いのである。  どういうことか?  例えば注文した商品を受け取るカウンターの周辺で、待機している人間の態度・行動を観察しているのも面白い。自分より先に注文をしたお客様が多くいるのに、真っ先に身を乗り出して自分のドリンクを受け取ろうと、待ちきれない様子の国の人間がいる。かと思えば、いったん席についてゆっくりと順番が来るのを待っている国の人間がいる。列が長くなってくると、待ちきれずに同じドリンクであるからと何食わぬ顔で先に取ろうとする国の人間もいるのである。  また、これは私が最も重要視している点なのだが、飲食を終えて帰る際のテーブルの在り方を観察するのも非常に面白い。飲食を終えたら、そのままほったらかしにして帰る国の人間がいる。ケーキの食べかすが、テーブルの上や床に散乱していても構わずに席を立つ国の人間もいる。自分たちのグループの人数に応じてテーブルや椅子を定位置から移動して利用したのに、元に戻さずに帰る国の人間もいる。また、飲食を終えたらカップ・グラス・お皿などは全てカウンターに戻して、自分の使用したテーブルを拭いて帰る国の人間もいるのである。  私の分析では、この違いは主に先進国・発展途上国・後進国などと、国民の民度の違いによって分類される事が多い。少し硬く言うとマズローの五段階欲求において、ピラミッドの低位置に分類される国民が多い国のスターバックスであると、私の経験上では哀しい光景が見られる傾向が高い。  ちなみに私が一番悲しい気持ちになる時は、世界で最も民度の高いとされる日本人であっても、自分が飲食したテーブルが汚れたままで席を立っていく姿を見る時である。とある発展途上国で知り合った日本人の方とスターバックスで飲食をした際、その方が片さずにそのまま席を立とうとしていたので、実際にその方に、何故片さないのかを聞いた事がある。するとその方は、「この国では皆そうしてますよ」と答えたのである。そ...

資産家の一億円の使い道

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こんな逸話がある。  とある日本人の資産家の老人が孫に言った言葉である。   資産家の老人はテーブルの上に一億円分の札束を乗せて、まだ小学生だった孫に対してこう言ったのである。  「この一億円をお前さんに全部あげるのと、一千万円分の束を10人に分けて与えるのと、どちらの方がより多くの笑顔を生み出す事が出来る可能性が高いかのう?  答えは明確であろう。  わしの資産はいずれお前さんの手に渡る事になる。そしてその時になって、この資産をどのように使うかはお前さんの自由だ。しかし我が家に代々伝わるこの大切な家訓だけは忘れずにいて欲しい。コレはわしのパパ、そしておじいちゃんから教わった事じゃ。   我が家は莫大な財産を築き、長年にわたって何不自由なく生活できている。それは如何に財産を守ろうだとか、如何に財産を増やそうだとか、そのような考えだけで生きてきたからではない。  常に周囲の人間がより快適に、より幸せに生活が出来るような社会の環境の改善や、周囲の人間の笑顔をより多く生み出す為の活動に投資をしてきたからこそ、我々も財産を築き豊かな生活が出来ているのだ。我が家の資産は、周囲の人間の幸福と多くの笑顔によって支えられておるのじゃ。決してこの事を忘れてはならぬぞ。」    この日本人の資産家は、戦後の貧しい人々に自らの所有する広大な土地を開放して無償で住まわせている。そしてその敷地内での開墾や農業を営む事も自由としている。つまり無償で住居を提供しただけではなく、その土地で商売をする事さえ許しているのである。しかも土地代や賃料、商売に関する手数料なども一切頂戴する事なくである。一見すると、この資産家の善意や道場からくるただの寄付的な行為に見える。    しかし資産家のこれらの行動により、彼の所有していた土地一帯は他の地域よりも発展する事になり、住む人々も潤い生活も豊かになっていった。結果的にこの資産家は、周囲地域の経済が発展した事による恩恵を受ける事になったのである。    もしこの資産家が短期的な利益だけにしか目がいかずにいたらどうだっただろうか。戦後の貧しい人々から土地代や賃料を摂取していたら、地域の発展はなかったかもしれない。仮に発展していたとしても...