離婚は刑務所に入るよりストレスが大きい
離婚は刑務所に入るよりストレスが大きい
円満な結婚生活を送っていれば、結婚によって幸福度が高まる。裏を返せば、良い結婚に恵まれない人々は幸福度が非常に低くなる傾向があるという事だ。
ある研究で、5000人の患者の記録を調べ、人生で経験する最もストレスの大きい出来事を分析したところ、1番目は配偶者との死別で、2番目に離婚であった。離婚は、なんと刑務所に入るよりストレスが大きかったのである。
更に衝撃的なデータがある。本来、人間にはかなりの回復力がある。肉体的にもそうであるが、精神面の回復力も人間には備わっているのである。従って、どんなに悪い出来事が起ころうと、ほとんどの場合、幸福度はいずれ基準値に戻るのである。ところが、離婚の場合は違う。18年に及ぶ約3万人を対象にした調査によると、結婚が破綻した後、主観的な幸福度はある程度は回復をするが、元のレベルには回復しない事が分かったのである。つまり、人間は離婚をすると、幸福度が持続的に低下していくのである。
という訳で、結婚は健康や幸福を保証してくれるものではなく、ギャンブルのようなものなのだ。更に勝ち負けの確率は五分五分ではない。離婚率は約40%に近く、別居中の夫婦が10-15%おりいるのだ。更に、同居を続けているが既に結婚生活が破綻していて不幸な夫婦が7-8%いるのだ。このようなデータを見ると、どう考えても結婚は健康や幸福の保証にはなり得ないであろう。幸せな結婚生活されていた持続できる夫婦の方が少数派なのである。
納得。心が痛みますね。
ReplyDelete哀しいけど、事実。結婚はただの契約書だと言う方もいますから。人生のパートナーという感覚でなければ、長続きはしないですね。
ReplyDeleteI admire the Japanese management style and ideas.
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