『スターバックス民度指数』
『スターバックス民度指数』とは?
私は以前、とある発展途上国の現地の人間に、スターバックスでの飲食の際に何故片さないのかと、質問をした事がある。その時の彼らの答えは、
「掃除をする人間の仕事を取ってしまうじゃないか」
「我々は客としてお金を払って飲食をしているのだから、何でそこの従業員と同じような仕事をしなきゃいけないんだ?」
というものであった。冗談やユーモアで言っているのではなく、心の底からそう思っているのである。
我々先進国の人間が、スターバックスで飲食をした後に、使用したカップやお皿を綺麗に片しテーブルや椅子を元通りにして席を立つのは、次に飲食をする人間の為である。
また、スターバックスで働いている人間の仕事を軽減する事により、さらに細かい清掃やサービスの充実に充てて頂く為である。さらには一人でも多くの人間がこのような心掛けを持てれば、自分自身が今後スターバックスを利用する際に、空席は常に綺麗であるのでいつも気持ち良い思いが出来るようにする為でもある。他人を思う気持ちが廻り回って自分に返ってくると言う事を、先進国の人間は身をもって経験しているので、自然とそのような行為が出来るのである。
先進国の人間が後進国に行ったら、思想や行動まで全てその国に合わせてしまう行為は、「郷に入っては郷に従え」という言葉を履き違えているだけなのである。もちろん合わせるべきモノは合わせるが、心まで捨ててしまってはいけない。
このような経験から、私はマズローの五段階欲求という思想を、ただの哲学書に記載してある文面だけではなく、この思想の本質を理解するに至り、その後の人間の心理の分析に非常に大きな影響を与えられる事になった。
私個人的にはこの分析手法を、経済界でよく言われる「ビッグマック指数」に掛けて『スターバックス民度指数』と呼んでいる。
コレは非常に興味深い内容ですね。スターバックス指数も面白いですネ
ReplyDeleteスターバックス民度指数、とは。非常に面白いですね。様々な人間観察方法があるのだなと、参考になりますね。
ReplyDeletegreat
ReplyDeleteスターバックス民度指数ですか。大変興味深い内容です。人間観察力が上がりそう。
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