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Showing posts from September, 2023

責任を取ると言う事の定義

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責任を取ると言う事は、  自分が成し遂げようと思っている仕事・目標に対して、それを妨げるかもしれないリスクがもし0・1%でもあるのであれば、それらを一つずつ潰していき、自分のゴールに限りなく100%に近づけるよう、「事前に準備をしてミスそのものをなくそう」と意識する義務感を持つ事である。       一度失われたお客様の時間は、現在の文明社会においては、取り戻す事は出来ない。もし時間を取り戻す事が出来るのであれば、我々の過ちによってお客様に不快感を与えてしまった時間帯を取り戻す事によって、責任をとる事は可能である。しかし現代の文明社会においてはまだそれが出来ない以上、本当の意味での「責任をとる」という事は不可能なのである。       事が起こってしまった後、つまり事後にお客様に謝罪をするなど何らかの形によって会社の誠意を示すという行為は、あくまでも「アフターケア」である。確かにアフターケアは非常に素晴らしく意義のある行為であり、これらの優れた行為によって、お客様の不快感や怒りが逆に、会社への愛情に変わるケースも数多くあるし、アフターケアに力を入れた事によって競争優位を確立した会社さえあるほどである。       しかしどれほど素晴らしい行為であるとは言っても、「アフターケア」は、あくまでもミスが起こるのが前提にある。もし、仮に全てのお客様を喜ばせる事が出来れば、つまりミスが一つもなければ、お客様に不快感を与える事はない。しかしそのような事は夢物語であって、現実はそんなに上手くはいかない。だからこそ「アフターケアを充実させて、一人でも多くのお客様に我々の誠意をお伝えしよう」ではなく、そもそものお客様からのクレームの原因である、我々のミスをなくす事を意識すべきであろう。       これは、逆転の発想でも何でもない。ごくごく当たり前のそして当然の考えであろう。ハインリッヒの法則から導き出された推定によると、不満を持っているお客様のうち、実際にクレームを言ってくるお客様は僅かに4%であるという。では、残りの96%の不満を持ったお客様はいったいどうするのか?       答えは単純である。飲食店で言えば、もう二度とそのお店には行かなくなるだけである。このデータを頭に入れた上で、次に示すA店とB店を比較してみよう。  A店では不満を持ったお客様が100人いた。その中でクレー

海外で成功するのに、英語力は必要ない

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  海外で成功するのに、英語力は必要ない  これは私がまだ駆け出しの頃に、とある日本人経営者に言われた言葉である。  「貴方ね、海外で成功するのに、世界でビジネスの戦いに勝つ為に英語力はそんなに必要ないんだよ。そうだな~、重要度の割合で言ったら20%くらいかな。大切なのはココだよココ。」  と言って自分の胸をトントンと叩いたのである。  例えば英語が得意ではない日本人と英語が得意ではないドイツ人のビジネスオーナー同士が会食をしたとする。彼らは、お互い拙い英語ではあるが身振りや手ぶりを交えて自らの言葉で話し合いをする。高いコミュニケーション能力を持ち合わせた人間同士であれば、発音のあまり綺麗ではない単純な単語を組み合わせた会話の中にも、お互いの心の中身・真意を読み取り、感じ取る事が出来るものである。つまり完璧な語学力が無くても、お互いの心に触れ合う事は十二分に可能なのである。ビジネスオーナー達は、相手の事業内容や財務状況や周囲の評判よりも、お互いの人間性を重視する。自らの経験や知識やノウハウに基づいた直感や、ピンと感じた相手の人間性に対する判断に重きを置くのである。これが、  『一流のアイデアを持った二流の人間よりも、二流のアイデアを持った一流の人間を選べ』   と言われる所以である。  つまり、相手の人間性に心が動かされ、相手を一人の人間として信用する事が出来れば、相手のビジネスも信用する事が出来る、と言う事なのである。そして、一度オーナー同士の心が繋がったら話は早い。後は、お互いに英語の出来る現場の人間同士に話を進めてもらうだけである。  会社のトップに立つ人間は、自らの人間性を磨く事を最優先させるべきである。技術的な詳細や契約などの法的な詳細は、その道のプロを厳選して雇えば良いのである。優秀な人材を引き寄せ、優秀な人材を雇用し、優秀な人材に気持ち良く働いてもらう事こそが、トップの最も大切な職務であり義務であろう。 

離婚は刑務所に入るよりストレスが大きい

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  離婚は刑務所に入るよりストレスが大きい 円満な結婚生活を送っていれば、結婚によって幸福度が高まる。裏を返せば、良い結婚に恵まれない人々は幸福度が非常に低くなる傾向があるという事だ。 ある研究で、5000人の患者の記録を調べ、人生で経験する最もストレスの大きい出来事を分析したところ、1番目は配偶者との死別で、2番目に離婚であった。離婚は、なんと刑務所に入るよりストレスが大きかったのである。 更に衝撃的なデータがある。本来、人間にはかなりの回復力がある。肉体的にもそうであるが、精神面の回復力も人間には備わっているのである。従って、どんなに悪い出来事が起ころうと、ほとんどの場合、幸福度はいずれ基準値に戻るのである。ところが、離婚の場合は違う。18年に及ぶ約3万人を対象にした調査によると、結婚が破綻した後、主観的な幸福度はある程度は回復をするが、元のレベルには回復しない事が分かったのである。つまり、人間は離婚をすると、幸福度が持続的に低下していくのである。 という訳で、結婚は健康や幸福を保証してくれるものではなく、ギャンブルのようなものなのだ。更に勝ち負けの確率は五分五分ではない。離婚率は約40%に近く、別居中の夫婦が10-15%おりいるのだ。更に、同居を続けているが既に結婚生活が破綻していて不幸な夫婦が7-8%いるのだ。このようなデータを見ると、どう考えても結婚は健康や幸福の保証にはなり得ないであろう。幸せな結婚生活されていた持続できる夫婦の方が少数派なのである。

組織を動かすのは周囲を魅了する社長の人間性である

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  組織を動かすのは周囲を魅了する社長の人間性である  チームの大小はあれど組織を率いる立場になった人間は、経営戦略やマーケティングや会計などの経営全般の知識をしっかりと身につける事が重要であると言われている。また、「経営学の父」とも言われているオーストリア出身の経営思想家のピーター・ドラッカーは、マネージメントの本質はマーケティングとイノベーションであるとも言っている。  しかし、私は敢えてここに疑問を投げかけたい。  世間一般で言われているように、成功する組織をリードする優秀な経営者になる為に、経営戦略やマーケティングや会計などの知識が大切な要素であるとするならば、必死に勉強をしてMBAでも取得すれば全員優秀な経営者になれるのであろうか?決してそんな事はない。むしろ歴史的に見た時には、真の成功を収めている経営者や組織のリーダー達は、学歴などなく、大学で教わるような複雑な経営学の知識など全くないケースも多い。読者の中には、そのような人間には圧倒的な技術や斬新なアイデアがあったからこそ成功できたのだと思われる方もいるだろう。確かにそれらの要素も彼らの成功の一因であったのは間違いない。しかし同時代に、実際に彼らと同等もしくはそれ以上の技術やアイデアを持っていた人間は、他にも数多くいたはずである。ではなぜ彼らは他の人間よりも成功を収める事が出来たのか?  一言で言えば『人間性』であろう。細かく言えば、時代や運といった様々な要素もあるだろうが、最も大きな成功要因、同レベルの技術や知識やアイデアを持つライバル経営者やリーダーとの最も大きな違いは彼らの人間性である。そう、人の上に立つ人間、成功する組織をリードするトップに最も必要な要素は、『周囲の人々を魅了する人間性』なのである。       では成功する経営者は経営戦略やマーケティングや会計などの経営全般の知識が無くても良いのかというと、決してそうではない。経営者として経営全般の知識は確かに必要である。しかしそれは最低限でよい。その道のプロと同等の専門的な知識を身につけるほど深く学ぶ必要性はないと言っているだけである。       会社のトップが全ての実務レベルの専門知識を持つ必要はない。そのような努力をしていたら時間が何十年あっても足りない。自分に足りない知識や要素があるのであれば、その道のプロを雇えばよいだけだ。自分の理

60歳以上のベテラン駐在員の大切さ

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 60歳以上のベテラン駐在員の大切さ  海外駐在は、日本とは生活環境が異なる為、精神的なストレスや負担が大きくなる。言葉の壁以上に、宗教や文化の違いからくる価値観の違い、食文化の違い、安全面の不安要素、というのが多くのストレス要因となっている。特に製造業や商社の方は、発展途上国や後進国への駐在も多く、苦労している駐在員は少なくない。将来を期待されている人材程、視野を広げたり人脈を築く為に、多くの国を経験させる傾向が見られる。  こうして、日本国内は勿論の事、海外での現場にも精通して海外での様々な対応力も鍛えられた人材が満を持してシンガポールに駐在員として派遣されるのである。シンガポールは、アジアの本社機能的な位置づけである事が多い為、実際に肩書はシンガポールに設立した子会社の社長や役員である事も多い。また、シンガポール駐在員はその役職や立地的に海外出張も多く肉体的な負担も重く、将来的には日本の本社にて重役に就く事を想定されているので脂の乗り切った40代から50代が多く、行動力を期待されて30代後半の方もいる。  繰り返しになるがシンガポールは物価が非常に高く、住宅手当や子供の教育等の家族手当の負担も大きい為、会社からしてみたら他の国の駐在員よりもコストの高い人材という事になる。従って、今まで以上に費用対効果を求める事になる。しかしまだ海外での経験が浅い若手の人材は、人生で初めて使用を認められた「コーポレット・クレジット・カード」に浮かれて必要以上の経費や本来は使用できない場面での使用を繰り返したり、費用対効果の非常に低いと分かっている状況での使用の頻度が高かったりする。また経験豊富な中年世代の人材でも、これまでの赴任地よりは環境が恵まれているシンガポールで気分が高まり、必要以上の経費を浪費するケースが多々見られる。  従って、最初は若手の有望株を派遣したのだが数年後に、ベテランの古株を出戻りで駐在員として派遣してくるケースも多くみられる。たいていが60歳を超えた人材で、日本国内で言えば定年退職して役職も給与も下げられているケースが多い年代の人材が、実は海外では非常に重宝される事が少なくない。60歳を過ぎてから、その経験の豊富さや人脈の太さを買われて、海外企業にヘッドハンティングされるケースも多く見てきた。頭の回転の速さ・行動の迅速さ・体力的なフットワークの軽さ等は、

企業の広告とは、『夢』を売るものであるべきだ

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  企業の広告とは、『夢』を売るものであるべきだ 企業は広告の採用を決める前に、次のように自問すべきだ。 「同じ金額をより良い製品づくりやサービスの向上、ブランド経験の強化に振り向けたとき以上に、広告によって満足した顧客を生み出すことが出来るだろうか?」と。 広告の目的は、製品についての事実を伝えることではなく、「ソリューション」や「夢」を売ることである。すなわち、「顧客の願望」に向けて発し、その結果「売上に結びつく」のが最高の広告なのである。 「我々は工場で口紅を作り、広告で夢を売っている」 化粧品メーカー、レブロンの創業者であるチャールズ・レブロンのこの言葉を是非胸に刻んで頂きたい。 しかし、単に夢の実現を唱えても、消費者の信用は得られず、そう簡単に購買には繋がらない。そうなると、広告は資金の無駄遣いになってしまう。 チャールズ・レブロンの言葉は、この事を踏まえたものである。企業は高額な広告キャンペーンに資金をつぎ込むよりも、まずは、どこにも負けない優れた製品を作るために、今以上の資金と時間を投じるべきなのだ。何故なら、最も効果的な広告は、「満足した顧客」によってなされるからだ。「満足した顧客」のクチコミ程、優れた広告は存在しないのである。 満足した顧客は、広告など行わなくても再びその商品を購入してくれる。そして企業に代わって広告活動を行なってくれるのである。 #コトラー #マーケティング #ブランド経験 #サービスの向上 #レブロン #企業広告 #消費者の信用 #キンドル #成功の極意 #おすすめの本 #読書 💕💕著書『かっこ良い社長の成功の極意』💕💕 https://www.amazon.co.jp/gp/product/B0CF887FMR/ref=dbs_a_def_awm_bibl_vppi_i2

Beautiful Japanese porcelain and ceramics

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  『History of Crystal Porcelain』 The history of [Crystal Porcelain] goes back to 1598 originated from HAZAMI-YAKI in Nagasaki, Japan. After years and years of effort, sophisticated crystal porcelain was finally created.  『Crystal Porcelain』 Cutting or digging every holes in the pottery manually, and covering with its ori magical clay to bake. 2 times of baking process with over 1,300℃ gives this porcelain a transparency like a shining crystal. This legendary porcelain will give you brightness to your dining scene.  『Unique Special Gift』 Serving your special guests with Japanese legendary [Crystal Porcelain] will be the best way and the most exclusive way to entertain. It is favoured at many of 5 star hotels, Michelin-star restaurants, embassy, membership clubs, etc ... it is 100% made in Japan.